【企業情報】世界的電子部品メーカー「村田製作所」
こんにちは。Yoshiです。
今回は日本を代表する塗料メーカーの一つである村田製作所についてみていきます。
村田製作所は世界的電子部品メーカーの一つです。
一般的には有名な企業ではないかもしれませんが、理工系出身の方にとっては有名企業の一つです。
聞いたことある!けど何をしている会社なんだろう
村田製作所の企業情報
まずは村田製作所の企業情報を見てみましょう。
出展:村田製作所 「社員クチコミ」 就職・転職の採用企業リサーチ OpenWork
設立 | 1950年 |
代表者 | 中島規巨 |
従業員数 | 約10,100名 |
資本金 | 約694億5000万円 |
全体的にバランスがいいね!
事業内容
では具体的に村田製作所は何をしている企業なのでしょうか?
冒頭にも書きましたが村田製作所は世界的な電子部品メーカーです。
電子部品と言われてもあまりピンとこないかもしれませんが、具体的にはコンデンサーやマイクロバッテリーなどが当てはまります。
つまり私たちの日常生活を支えているスマートフォンや自動車、家電などに村田製作所が生産している電子部品が使われています。
私たちの生活を支えてくれている企業の一つなんだね!
また、村田製作所のセグメント別売り上げは以下の通りです。
見てわかるように村田製作所はコンデンサ事業と高周波・通信事業に大きな強みを持っていることが分かります。
本記事ではコンデンサ事業について解説します。
コンデンサ事業
コンデンサ事業は村田製作所の主力事業の一つです。
コンデンサって何?
簡単に言うと、コンデンサは電気を蓄えたり放出したりする電子部品です。
直流を通さないで絶縁するはたらきもあります。
電子回路では必ず使うと言って良いほど、電子機器に欠かせない部品です。
その他、電気を安定させる。ノイズを取り除く。信号を取り出す。といった働きがあります。
特に「積層セラミックコンデンサ」は創業当初から製造している村田製作所の代表的製品です。
セラミックコンデンサとは普通のコンデンサに比べ誘電率が高い。
小型で熱に強く、高周波の回路でも使える、といった特徴があります。
実際に積層セラミックコンデンサの世界シェアは約40%と圧倒的です。
またどんなところで使われているかというと
・iPhoneのようなハイエンドスマートフォンには1台あたり1000個
・電気自動車には1台あたり1万個
とまさに私たちの生活を支えてくれています。
世界シェア40%はすごいね!
企業文化
ここで村田製作所の企業が掲げるスローガンについて見てみましょう。
企業スローガン
Innovator in Electronics
このスローガンに込められた意味としては「エレクトロニクスの改革者」。
創業50年を機に社是の理念を展開して策定されたこのスローガンには
「エレクトロニクス産業のイノベーションを先導していく存在でありたい」
という思いが込められているようです。
また、社員一人一人に「改革者」(Innovator)として、自らの仕事を変革 (Innovate) していく姿勢を求めています。さらも環境や社会への貢献に対しても真摯に考え、Innovatorとして、行動を起こす、という志も込められているようです。
実際に新卒採用ページでは採用担当の方が「ムラタで活躍できる人材とは?」との問いに対して、以下のようにコメントしています。
ムラタで活躍できる人材
小さな部品で、大きな世界を変えていく。
グローバル市場でビジネスを展開するムラタで活躍する人材には、3つのことを求めています。
第一が、自ら考え・行動できること。
自らの意思で目標や夢を持ち、その達成や実現に向けて、自らの意思で行動できなければ、自分の力で何かを成し遂げた達成感は得られないでしょう。主体的にアクションを起こし、自分の責任で判断を下していくことが、誰もが認めるグローバルリーダーのあるべき姿です。
第二に必要なのが、あらゆる環境に飛び込んでいく勇気。
世界を相手に戦うムラタだからこそ、世界中のあらゆる価値観、ニーズを知り、深く理解していくことが欠かせません。過去の前例にとらわれることなく、相手に関心を持ち、理解し合う努力ができる人にこそ、たくさんの人が集まり、大きなチャンスが巡ってくると言えるでしょう。
そして最後に求めるのが、ムラタという企業に共感し、仲間と同じ思いを持つこと。
どんなに優秀な人材も、1人で仕事はできません。ましてや世界を変えていくような大きな影響力を発揮するには、たくさんの仲間の存在が不可欠です。
企業スローガンにもあったように村田製作所には自主的に行動を起こし、積極的にチャレンジできる人材を求めているようです。
自発的な人材が求められているんだね~
ワークライフバランス
ワークライフバランスですが、有休消化率は65.3%ほどで、月の残業時間は平均22.9時間程度。
フレックス勤務、テレワークも導入されワークライフバランスは整っているようです。
他にも職場単位での仕事の進め方について、休暇の取得やメリハリのある働き方について継続的な対話を行うことで生産性を高め、従業員の成長と事業の持続的な発展を目指しています。
その結果従業員の退職率は2.0%以下をキープしており、非常に低い水準になっています。
出展:やりがいと成長を感じることで生み出される「エンゲージメント」 | 村田製作所 (murata.com)
メリハリがある会社なんだね~
年収・福利厚生
年収はライトハウスの情報によると約620万円。
しかしながら2021年の有価証券報告書によると東京建物の年収は724万円となっています。
新卒1年目の年収は350~450万円程度。
30歳になるタイミングで主任職に昇格すると年収は約600万円程度になるようです。
また役職ごとの年収を見てみると
・係長クラス 約800万
・課長クラス 約1000万
・部長クラス 約1200万
係長クラスになると年収も1000万円を突破してくるようです。
また福利厚生は充実しており、住宅補助もあります。
家賃に応じた家賃補助があり、持ち家の場合は1,8000円の住宅手当、子どもがいる場合は子供手当が1人につき、13,000円支給されるようです。
その他一部の福利厚生は以下のようになっています。
・育児休暇制度
・自社持ち株会
・財形貯蓄
・カフェテリアプラン
・契約保養所 など
まとめ
これまで村田製作所の会社概要についてみてきましたが、まとめると以下のようになりそうです。
ここまで読んでいただきありがとうございました!