【企業情報】日本最古の不動産会社!「東京建物」
こんにちは。Yoshiです。
今回は日本を代表する総合不動産会社の一つである東京建物株式会社(以下:東京建物)についてみていきます。
聞いたことある方は多くないかもしれませんが、日本最古の不動産会社です。
私も聞いたことないな~どんなことをしている会社なんだろう
東京建物の企業情報
まずは東京建物の企業情報を見てみましょう。
出展:東京建物 「社員クチコミ」 就職・転職の採用企業リサーチ OpenWork
設立 | 1896年 |
代表者 | 野村均 |
従業員数 | 約760名 |
全体的に高評価!法令順守意識と風通しの良さが高評価だね~
事業内容
東京建物、具体的に何をしている企業なのでしょうか?
先ほども書きましたが東京建物は日本で最も歴史のある不動産会社です。
主な事業内容は以下グラフの通りです。
見てわかるように幅広い事業領域を展開しています。
また事業別収益を見てみますと以下のようになります。
出展:東京建物を知る|東京建物 (tatemono.com)
「ビル事業」や「住宅事業」に強みを持っていることが分かります。
■ビル事業
ビル事業については東京建物は主に東京をメイン都市開発事業、オフィスビル開発・運営事業を手がけています。
そのほかにも施設運営業務、建物・設備管理業務、修繕工事業務等の幅広いマネジメントサービスを提供しているのが特徴です。
主なビル事業に関する実績としては大手町タワー、東京スクエアガーデンなどが挙げられます。
また東京建物のビル事業におけるコンセプトが
お客様に「安全・安心・快適」をご提供し、「私のビル」と感じていただくために
です。「安全・安心・快適」という土台の上に、ハード面ソフト面の技術力が重なり合うことでお客様に「私のビル」と感じていただくことが大きなコンセプトのようです。
■住宅事業
東京建物の住宅事業は大きく2つに分けられます。
「分譲住宅事業」と「賃貸住宅事業」です。
これらの事業を展開していく中で東京建物が大切にしていることが
「常に最先端の得がたい心地よさを目指し、それを守り続けるという、私たち東京建物グループならではのこだわり」です。
このことを東京建物は“Brilliaクオリティ”と呼んでいます。
Brilliaとは東京建物が分譲住宅事業の中で展開しているマンションブランドの一つです。
洗練と安心のマンション 「Brillia」
・シンプルで上質、確かさを備えた都市の洗練
・健やかで快適、安全の上に成り立つ、住んでからの安心
この2つのコンセプトを機軸に、あらゆる英知と経験をBrilliaというブランドに結実させている。
この背景には、住まいと暮らしについてさまざまな視点から、多くの専門家とともに繰り返してきた研究、議論、検証がある。
その核にあるのは、住まう方の暮らし、そして未来を輝かせたい、という思いだ。
東京に住んでいる皆さんなら一度は耳にしたことがあるんではないでしょうか?
また東京建物は企画・開発から管理、修繕・リフォーム、仲介まで、業務を一貫して提供する独自の体制をとっており、この体制が東京建物のBrilliaクオリティを支えているようです。
また東京建物はこれからのビジョンとして以下の5つの重点戦略に取り組もうとしています。
・大規模再開発の推進
・分譲マンション事業のさらなる強化
・投資家向け物件売却の拡大
・仲介、ファンド、駐車場事業の強化
・海外事業の成長
これらの重点事業を柱に東京建物は次世代デベロッパーとしての歩みを進めています。
企業文化
ここで日本ペイントの企業目的について見てみましょう。
企業理念
「信頼を未来へ」
また東京建物は「お客様第一」の精神を大切にしている企業でもあります。
お客様第一の精神について東京建物公式HPではこのように書いてあります。
お客様第一の精神
当社は1896年に安田善次郎によって設立された日本で最も歴史ある総合不動産会社です。創業以来、安田善次郎が旨とした「お客様第一」の精神と時代の流れを先んじて捉える進取の精神を企業活動の原点とし、様々な地域の魅力と価値の向上に貢献するとともに、様々な不動産開発事業を展開してまいりました。
その想いは、創業から一世紀を超えた今も、東京建物グループの原点として存在し続けており、これまで積み重ねてきた皆様からの「信頼」を誇りに、企業の発展と豊かな社会づくりに貢献してまいります。
出展:東京建物を知る|東京建物 (tatemono.com)(一部抜粋)
以上より東京建物は創業以来お客様のことを第一に考え、その過程の中で得られた信頼を大切にしながら事業を進めている会社だといえそうです。
「お客様第一!」素敵な企業文化だね
ワークライフバランス
ワークライフバランスですが、有休消化率は59.1%ほどで、月の残業時間は平均30.9時間程度。
東京建物は積極的に時間外労働削減に取り組んでいます。
具体的には2010年からはパソコンの定時シャットダウンシステムを導入し、深夜労働を抑制して過重労働を防止しています。また、長時間労働が発生した部署においては、直属の上長に改善策の報告を義務付け、経営層にフィードバックする仕組みを導入しているそうです。
以下グラフは東京建物の1か月あたりの所定労働時間の推移を表したものです。
グラフからもわかるように、導入された2010年から大幅に時間外労働時間が減っています。
他にも2020年から継続してテレワークを導入しています。
在宅勤務だけではなく、外部のサテライトオフィスの利用や各種ICTツールの拡充等により、更なる生産性向上に取り組んでいるようです。
また東京建物の女性従業員の育休取得率は、100.0%でした。
育休に関して非常に理解ある企業だということが分かります。
年収・福利厚生
年収はライトハウスの情報によると約818万円。
しかしながら2021年の有価証券報告書によると東京建物の年収は1019万円となっています。
また役職ごとの年収を見てみると
・係長クラス 約1250万
・課長クラス 約1634万
・部長クラス 約1971万
係長クラスになると年収も1000万円を突破してくるようです。
高めの給与設定です。
またその他福利厚生の一部は以下のようになっています。
・在宅勤務制度
・自社持ち株会
・財形貯蓄
・カフェテリアプラン
・借上社宅 など
まとめ
これまで東京建物の会社概要についてみてきましたが、まとめると以下のようになりそうです。
ここまで読んでいただきありがとうございました!