【企業情報】日本ペイントホールディングス
こんにちは。Yoshiです。
今回は日本を代表する塗料メーカーの一つである日本ペイントホールディングス(以下:日本ペイント)についてみていきます。
あまり日本では聞きなじみのない企業かもしれませんが、業界をリードするトップ企業の一つです。
私も聞いたことないな~どんなことをしている会社なんだろう
日本ペイントの企業情報
まずは日本ペイントの企業情報を見てみましょう。
出展:日本ペイントホールディングス 「社員クチコミ」 就職・転職の採用企業リサーチ OpenWork
設立 | 1898年 |
代表者 | 若月雄一郎/ウィー・シューキム |
従業員数 | 約33700名 |
待遇面の満足度が高得点だね~それと代表者が2人いるのは珍しいね
事業内容
日本ペイント、あまり日本では有名な企業ではないかもしれませんが、具体的に何をしている企業なのでしょうか?
日本ペイントは主に、大型構造部塗料や自動車の補修塗装向け塗料の開発・製造・販売を行っている企業です。
塗料メーカーの中で売り上げはアジアNo.1であり、世界規模で見ても売り上げは4位とまさに、世界を代表する塗料メーカーの一つです。
2021年3月期の売上高は1兆3,602億円でした。
そのうち国内売上高は2,704億円、海外売上高が1兆110億円と海外での売り上げが高いのも特徴です。
また国立競技場にも日本ペイントの塗料が使われており、国内でも塗料から私たちの生活を支えてくれています。
詳細な事業区分を以下に記載しておきます。
・建築構造物用塗料
・自動車用塗料
・工業用塗料
・船舶用塗料
・家庭用塗料
このように一口に塗料と言っても様々な種類があり、日本ペイントは様々な用途に合わせた塗料を開発・生産を行っています。
また自動車用塗料における世界市場で、約30%のシェアを持っています。
さらに「自動車製造における新世代コーティング法を」発表し、自動車塗装技術国際会議において審査員賞を受賞しました。
具体的な技術内容については別記事でまとめたいと思います。
ほかにも感染症リスクの抑制・環境負荷軽減・社会コスト抑制をキーワードに研究開発を行っているようです。
企業文化
ここで日本ペイントの企業目的について見てみましょう。
私たちの存在意義
Enriching our living world through the power of Science + Imagination
サイエンス+イマジネーションの力で、わたしたちの世界を豊かに。
そしてこの目的を達成するために3つの指針が定められています。
・共存共栄の精神
・力強いパートナーシップ
・サイエンス+イマジネーション
これらより日本ペイントは一体感と技術力、創造力を大切にしていることが分かります。
実際、日本ペイントの公式HPにも経営方針で以下のように記載されています。
当社グループは、国内外のパートナー会社に対する「信頼」をベースに、権限委譲と結果責任を組み合わせた経営体制「自律・分散型経営」のもとで、各地域のパートナー会社が相互に連携・協同しながら、自律的な成長を追求しています。
出展:経営モデルを構成する強み | 日本ペイントホールディングス (nipponpaint-holdings.com)
高い技術力と強固な信頼関係が日本ペイントの強みなんだね
ワークライフバランス
ワークライフバランスですが、有休消化率は56.5%ほどで、月の残業時間は平均17.8時間程度。
残業は多くなく一般的といったところです。
また大手転職サイトの一つ転職会議での口コミでも、ワークライフバランスがいい・残業も少なく、有休もとりやすいといった口コミが目立ちました。
そのほか会社の福利厚生の一つとして、入社2年目以降になるとワンウィークホリデーと呼ばれれる休暇を取得できるようです。
ワンウィークホリデー:毎年連続5日間の年次有給休暇の取得
会社が定める長期休暇とは別に一週間まとまった休みが取れる制度です。
この制度を利用して海外旅行に行かれる社員の方も多いようです。
空いてる時期に旅行に行けるのはうれしいな~
年収・福利厚生
年収はライトハウスの情報によると約705万円。
しかしながら2021年の有価証券報告書によると日本ペイントの年収は890万円となっています。
また役職ごとの年収を見てみると
・係長クラス 約1100万
・課長クラス 約1400万
・部長クラス 約1700万
係長クラスになると年収も1000万円を突破してくるようです。
またその他福利厚生の一部は以下のようになっています。
・フレックスタイム制
・在宅勤務制度
・ワンウィークホリデー
・育児休業制度
・短時間勤務制度 など
まとめ
これまで日本ペイントの会社概要についてみてきましたが、まとめると以下のようになりそうです。
ここまで読んでいただきありがとうございました!