【企業情報】花王
こんにちは。Yoshiです。
今回は、日用品・化粧品の国内トップメーカーの一つであるを支えてくれている花王についてみていきたいと思います
花王の商品といえばアタックやヘルシアが有名な製品だね
花王の企業情報
まずは資生堂の企業情報を見てみましょう。
出展:花王 「社員クチコミ」 就職・転職の採用企業リサーチ OpenWork
設立 | 1940年 |
代表者 | 長谷川佳宏 |
従業員数 | 約8400名 |
法令順守意識と風通しの良さが高評価だね~
事業内容
花王と聞くと皆さんはどんな商品を思い浮かべるでしょうか?
きっとたくさんの商品が思い浮かんでくるかと思います。
花王は大きく分けて4つの事業に取り組んでいます。
それが「ケミカル事業」「化粧品事業」「ハイジーン&リビングケア事業」「ヘルス&ビューティケア事業」になります。
以下に事業ごとの売り上げ比率を示しておきます。
グラフから、どこか一つの事業に依存するのではなく全ての事業でバランスよく売り上げを得ていることが分かります。
ハイジーン&リビングケア事業
また最も売上比率の高いハイジーン&リビングケア事業ですが、こちらは主に柔軟剤や洗剤を扱っている事業になります。
有名商品ですと「アタック」「ハミング」「キュキュット」などが挙げられます。
化粧品事業
花王の化粧品事業ってなんだっけ?と思われた方もいるかと思います。
花王で扱っている化粧品は多様で「KATE」「SENSAI」「KANEBO」「RMK」などがあります。
また2006年にカネボウ化粧品をグループ会社にしたこともあり、国内売り上げでは資生堂に次ぐ2位になっています。
私たちの生活を支えている製品ばかりだね~
企業文化
花王の企業文化としては、一言でいうと「多様性」になるようです。
他化粧品メーカーと同じ部分になります。
以前までは業界内ではどちらかと言うと「まったりとした社風」と言われていた花王ですが、最近では雰囲気が少しずつ変化してきているようです。
その理由としては積極的な海外進出と女性活躍の推進です。
化粧品事業において欧州ではそれなりに売り上げがあった花王ですが、欧州だけではなく中国を含めたアジアでも事業展開を積極的に行っていきたいと述べています。
特に中国では2030年までに今の売り上げの3倍まで成長させ、現状90%を占める欧州の売り上げ比率を半分にし、グローバル化を進めていくと意気込んでいます。
また花王は女性の管理職の割合も高く2020年度時点で、女性管理職の割合は19.2%となっています。
そのような結果もあり花王は2021年に「準なでしこ」に選出されています。
「準なでしこ」とは
政府が「成長戦略の中核」とする「女性活躍推進」の取り組みを加速させるために、経済産業省と東証が共同で、女性が働き続けるための環境整備を含め、女性の活躍を積極的に進めている企業を選定し、公表するものです。
海外進出と女性の活躍が目立つね!
「準なでしこ」初めてきいたな~
ワークライフバランス
ワークライフバランスですが、有休消化率は73%ほどで、月の残業時間は平均23時間程度。
有休消化率の高さが目立ちます。
さらに男性の育休の取得率も高く、42.2%もあるようです。
ほかにもフレックスタイム制や時間単位育休制度、在宅勤務制度等様々な制度があるようです。
会社全体で多様で柔軟な働き方を後押ししていることが分かります。
男性の育休取得率がここまで高い企業は珍しいね!
年収・福利厚生
年収はライトハウスの情報によると約636万円。
しかしながら2019年の有価証券報告書によると花王の年収は812万円となっています。
ライトハウスに掲載されている年収が低めに出ている要因としては工場などで勤務されている方なども含まれているからだと思います。
また役職ごとの年収を見てみると
・係長クラス 約900万
・課長クラス 約1200万
・部長クラス 約1500万
となっています。さすが日本を代表する企業です。
係長クラスにもなると年収は1000万円を突破してきます。
係長クラスは40~44歳で到達するようです。
またその他福利厚生の一部は以下のようになっています。
・自社持ち株会
・財形貯蓄
・会社スポーツ施設利用
・健康診断
・住宅補助 など
花王には住宅補助があり独身者は無料で独身寮に住むことができます。
結婚後も転勤者用住宅があります。また社宅には入らない人へは「住宅加算手当」を受けることが可能なようです。
住宅補助があるのはうれしいね!
まとめ
これまで花王の会社概要についてみてきましたが、まとめると以下のようになりそうです。
ここまで読んでいただきありがとうございました!