【企業情報】日本発の総合コンサルファーム「ベイカレント・コンサルティング」
yoshiomi
こんにちは。Yoshiです。
今回は、日本発の総合コンサルティングファームで、戦略からITまで手広く手掛けており、近年はかなりの勢いで成長している企業である、ベイカレント・コンサルティング(以下、ベイカレント)について見ていきます。2016年に東証マザーズに上場し、2018年には東証一部に市場変更しています。ベイカレントは、クライアントの持続的な発展に貢献し続けることをミッションとしています。
最近話題の新興コンサルティングファームの一つだね!
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ベイカレントの企業情報
出展:ベイカレント・コンサルティング 「社員クチコミ」 就職・転職の採用企業リサーチ OpenWork
設立 | 1998年 |
代表者 | 阿部 義之 |
従業員数 | 約3,300人 |
資本金 | 約3億円 |
全体的に高評価だね~
事業内容
ではベイカレント、具体的に何をしている会社なのでしょうか?
ベイカレントは主に以下の事業を展開しています。
- 戦略事業:全社戦略/事業戦略、海外進出、マーケティング戦略、M&A/JV構築/アライアンス、グローバル・リソース活用(拠点、人材、ソーシング、アセット)、営業戦略、ターンアラウンド、グローバル・ガバナンスの設計など。
- デジタル事業:DXによる将来像構想、AI、IoT実装、デジタル部門立上げ、DX戦略/ロードマップ策定、ブロックチェーン活用、デジタル人材育成、ビジネスモデルDX、Fintech/Insurtech、デザイン思考、アジャイル、オペレーションDX、デジタルマーケティング、リーンスタートアップなど。
- オペレーション事業:調達コスト削減、CRM・企業ガバナンスの設計、業務効率化、リスクマネジメント、オペレーション改革/標準化、SCM・バリューチェーン改革、経営幹部/人材育成など。
- テクノロジー事業:IT戦略、IT組織の体質改善、ITアーキテクチャー、ITガバナンス、IT人材育成、システム設計、開発、ITコスト削減、PMO、IT資産評価など。
また国際会計基準での売り上げ収益と営業利益は以下のようです。
グラフを見ても分かるように年々、右肩上がりの成長を続けています。
企業文化
ベイカレントは以下の3つの企業理念から成り立っています。
- パーパス(Purpose):
「Beyond the Edge 変化の一番先に立ち、次への扉を共に開く」を経営指針のパーパスに掲げています。これは、企業が直面する課題や変化に対して、一歩先を行く解決策を提供し、新たな可能性を共に創造していくという意志を表しています。 - ビジョン(Vision):
現在の中期経営計画では、2022年2月期から2026年2月期を「国内最大級の総合コンサルティングファームとして実績を積み上げる」ための5年間と位置付けています3。売上、利益ともに年率20%を目安とした継続的な成長と、2026年2月期における売上収益:1,000億円、EBITDA:300億円超を目標にしています。 - バリュー(Values):
ベイカレント・コンサルティングは、社員一人ひとりが自身の価値観を尊重し、それぞれが最高のパフォーマンスを発揮できるような環境を提供しています。また、社員4,000名体制を構築する計画を立てており、それぞれの社員が自身のキャリアを最大限に発展させられるよう支援しています。
また他の企業文化として以下のようなものがあります。
- ワンプール制:ベイカレント・コンサルティングでは、アナリストからパートナーまで全てのコンサルタントが同じ部門に所属する「ワンプール制」を採用しています。これにより、コンサルタントは自身の志向に最も合ったプロジェクトを選択し、キャリアを形成していくことが可能です。
- 営業専属部隊:ベイカレント・コンサルティングでは、営業専属部隊を設けています。これにより、コンサルタントはセールスミッションを追うことなく、顧客に対するコンサルティングワークに集中することが可能です。
- 成果に応じたプロモーション:ベイカレント・コンサルティングでは、年功序列ではなく、成果に応じたプロモーションを行っています。これにより、コンサルタントは自身の成果に基づいてキャリアを進めることができます。
- キャリア形成支援:ベイカレント・コンサルティングでは、キャリアアドバイザー制度を導入し、一人ひとりのコンサルタントのキャリア支援を行っています。
やはり一番大きな特徴はワンプール制です。これにより一つの業種にこだわることなく様々な業種のプロジェクトに参画可能です。
ワークライフバランス
ワークライフバランスですが、有休消化率は60.9%ほどで、月の残業時間は平均31.4時間程度。
その他、ベイカレントの取り組みとして以下のようなものが挙げられます。
- 結果主義:ベイカレント・コンサルティングは結果主義を採用しており、担当したプロジェクトにおける成果に応じた報酬を与える制度があります。成果が年収に直結するので激務になりがちですが、成果を出せば出すほど報酬が上がるため、働きがいを感じることができます。
- 働き方改革:ベイカレント・コンサルティングはワークライフバランスに対する取り組みを積極的に行っており、最近は改善されつつあると言われています。平均残業時間は34時間程度となっており、コンサルティングファームの中では比較的ましな水準です。
- 短期離職防止:ベイカレント・コンサルティングでは、短期離職を防ぐための取り組みも行っています。コンサルタントが「激務」を理由に半年や1年で離職してしまっては、そのコストを回収できなくなってしまいます。そのため、各ファームはコンサルタントのワークライフバランスを整えることで、中長期的に活躍してもらう土壌を用意しようとしています。
年収・福利厚生
2022年の有価証券報告書によると東京建物の年収は1118万円となっています。
新卒1年目の年収は500万円程度。
また役職ごとの年収を見てみると
- アナリスト(1~3年目):
500~650万円 - コンサルタント(3~7年目):
700~900万円 - シニアコンサルタント(6~10年目):
900~1,150万円 - マネージャー:(10~15年目)
1,100~1,400万円 - シニアマネージャー(15~20年目):
1,300~1,600万円 - パートナー(20年目~):
2,000万円以上 - エグゼクティブパートナー(実力次第):
数億円以上
また福利厚生は以下のようになっています。
- 保険:健康保険、厚生年金保険、雇用保険、関東ITソフトウェア健康保険組合、労災保険などが整っています。
- 休暇:年次有給休暇、夏期・年末年始休暇、特別休暇(結婚/忌引/出産)、産前・産後休暇、育児休暇などが整っています。
- 各種手当:慶弔見舞金(結婚/弔慰/出産)、出産手当金(各保険組合より)、出産育児一時金・付加金(各保険組合より)などがそろっています。
- 教育制度:新卒社員フォローアップ研修、情報セキュリティー研修、主要ソフトウェアベンダーによるパートナー研修などの教育プログラムが用意されています。
まとめ
これまでベイカレントの会社概要についてみてきましたが、まとめると以下のようになりそうです。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
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