【企業情報】総合家電メーカーの雄「パナソニック」
こんにちは。Yoshiです。
今回はパナソニック株式会社についてみていきます。
パナソニックは、1918年に「経営の神様」こと、松下幸之助によって設立された、世界をリードするエレクトロニクス企業です。松下幸之助の経営理念に基づき、パナソニックは「社会生活の改善と向上を図り、世界文化の進展に寄与する」ことを目指しています。
パナソニックは、家電製品から産業用デバイスまで、幅広い製品とサービスを提供している企業です。その製品群は、AV機器、家庭用電化製品、モバイル通信、自動車電子機器、産業デバイス、エネルギー製品など、多岐にわたります。日本人ならパナソニックを知らない方はいないでしょう。
また、パナソニックは、社員一人ひとりの生活の向上・安定を大切にし、充実した福利厚生を提供しています。これらの取り組みは、松下幸之助の経営理念である「産業人たるの本分に徹し社会生活の改善と向上を図り、世界文化の進展に寄与せんことを期す」を具現化しています。
まさにパナソニックは、その創業以来、松下幸之助の理念に基づき、社会の発展と人々の生活の向上に貢献し続けています。
松下幸之助さんによって設立された、日本の超有名企業だね。
パナソニックの企業情報
まずはパナソニックの企業情報を見てみましょう。
出展:パナソニック 「社員クチコミ」 就職・転職の採用企業リサーチ OpenWork
設立 | 1918年 |
代表者 | 品田 正弘 |
従業員数 | 連結 約233,391名 |
資本金 | 約2,593億円 |
事業内容
ではパナソニック具体的に何をしている企業なのでしょうか?
パナソニックは実は主に以下の事業を展開しています。
- AVCネットワーク事業:テレビ、オーディオ、カーナビゲーションシステムなどの製造・販売
- アプライアンス事業:冷蔵庫、洗濯機、エアコンなどの家電製品の製造・販売
- システムソリューション事業:個別の製品だけでなく、それらを組み合わせて提供するソリューション事業
- その他の事業:電池、電子デバイスなどの製造・販売
これらの事業を通じて、パナソニックは電子製品メーカーの枠を超え、社会のさまざまな場面で人々の生活を支えています。
まさに私たちの生活を支えてくれている企業の一つです。
パナソニックの各事業の売上高の割合は以下の通りです。
- AVCネットワーク事業:売上比率で30%
- アプライアンス事業:売上比率で35%
- システムソリューション事業:売上比率で20%
- その他の事業:売上比率で15%
やはりメイン事業はアプライアンス事業です。
ですが売り上げ割合はどの事業もバランスがとれており、非常に高い技術力を有していることがうかがえます。
さらに地域別の売上収益構成比は、日本が40%、アジアが25%、欧州が20%、米州が15%となっており、海外が過半数を占めています。
アプライアンス事業についてもう少し詳しく見てみましょう。
アプライアンス事業
パナソニックのアプライアンス事業は、以下の主要ブランドを中心に展開しています:
- パナソニック冷蔵庫:エネルギー効率と使いやすさを追求した冷蔵庫
- パナソニック洗濯機:衣類を優しく洗うナノケアシリーズなど
- パナソニックエアコン:エネルギー効率の良いエアコン
これらのブランドは、各々の特性を活かし、お客様のニーズやライフスタイルの変化に対応しています。
うちの家にもパナソニックの製品あるよ~
企業文化
次にパナソニックが掲げる経営理念について見てみましょう。
パナソニックの経営理念は、創業者の松下幸之助によって確立され、全ての企業活動を進める上での基本的な考え方となっています。その理念は以下の要素から成り立っています。
これらの理念は、パナソニックが社会の発展への貢献を実践する際の拠り所となっています。また、パナソニックはこれらの理念を基に、社会の要請の強い事業領域への集中、自律・挑戦する企業風土の実現、文明の発展と環境保全の両立、人を活かす経営環境の構築など、様々な経営戦略を推進しています。
そのほかにもパナソニックは大切にしている価値観として以下の3つが挙げられています。
- 使命(MISSION):Life tech & ideas 人・社会・地球を健やかにする。
- ビジョン(VISION):人を想う技術と創造力でくらしを支えるベストパートナー。
- 行動方針(VALUE):お客様に寄り添い、考え抜きます。くらしと調和する技術を追求します。柔軟な発想で、常にオペレーションを進化させます。
ワークライフバランス
ワークライフバランスですが、有休消化率は65.3%ほどで、月の残業時間は平均25.9時間程度。
またパナソニックでは、働き方改革を進めており、多様な働き方とワーク・ライフ・バランスの実現を支援しています。具体的な取り組みとしては以下のようなものがあります。
- テレワークと業務効率化の推進:時間と場所の制約を取り払い、よりフレキシブルな働き方を目指しています。具体的には、フレックスタイム制度の導入、テレワーク環境の整備、サテライトオフィスの拡充などを行っています。
- ダイバーシティ経営:多様な人材や価値観を生かし、より大きな価値を創出するダイバーシティ経営を推進しています。
- 仕事と育児の両立支援:最長7か月間、認証保育園並みの負担額でベビーシッターサービスを利用できる制度を整備しています
多様な人材を抱える企業だからこそ、様々な働き方を支援しているんだね~
年収・福利厚生
2023年の有価証券報告書によるとパナソニックの年収は909万円となっています。
新卒1年目の年収は400~450万円程度。
27歳前後で主任職(P10)に昇格すると年収は約500~650万円程度になるようです。
また役職ごとの年収を見てみると
・主任クラス 約600~800万
・主幹クラス 約800~1000万
・課長クラス 約1000万~
・部長クラス 約1200万~
主幹クラスには30歳過ぎで昇進する方が多いようです。
また福利厚生は以下のようなものがあります。
- 休暇制度:完全週休二日制を実施しており、年間休日は毎年126日程度です。また、年次有給休暇は年間25日取得することができます。さらに、ファミリーサポート休暇、チャレンジ休暇(節目休暇)といった制度も利用できます。
- ワーク&ライフサポート:自宅での在宅勤務のほか、全国各地にあるスポットオフィスの利用など、それぞれのライフスタイルにあった働き方を推進する制度があります。
- 育児・介護支援:育児、介護のための短時間勤務制度や、年休とは別に年5日取得できる休暇制度、配偶者の出産、看護、子の学校行事等で利用できる制度があります。
- 住宅支援:新卒入社者は寮・社宅を利用でき、転勤者やキャリア入社者については会社が家賃などの一部を負担します。
- 福利厚生ポイント:福利厚生ポイントが10万円前後付与され、オフィシャルスポンサーでもある東京ディズニーリゾートへの旅行費用や、パナソニック製品の購入にも利用可能です。
- 教育制度:新入社員研修、職能別、事業場別、階層別研修、各種社外研修、ビジネスリテラシー、リベラルアーツ、無償eラーニングなど、従業員の挑戦を支援するツールがあります。
まとめ
これまでパナソニックの会社概要についてみてきましたが、まとめると以下のようになりそうです。
ここまで読んでいただきありがとうございました!