【企業情報】日本印刷業界のリーディングカンパニー「TOPPAN株式会社」
こんにちは。Yoshiです。
今回はTOPPAN株式会社についてみていきます。
凸版印刷は2023年10月に社名を変更し、TOPPANホールディングスとなりました。
ですが本サイトTOPPANホールディングスのグループ会社の一つであるTOPPAN株式会社(以下、凸版印刷)について解説しています。
凸版印刷は大日本印刷と並ぶ日本印刷業界の大手企業の一つです。
皆さんも1度はどこかで聞いたことがあるかもしれません。
聞いたことある!けど何をしている会社なんだろう
凸版印刷の企業情報
まずは凸版印刷の企業情報を見てみましょう。
出展:凸版印刷 「社員クチコミ」 就職・転職の採用企業リサーチ OpenWork
設立 | 1900年 |
代表者 | 齊藤 昌典 |
従業員数 | 連結 約54,000名 (TOPPANグループ含む) |
資本金 | 約1,050億8,600万円 (TOPPANグループ含む) |
風通しの良さが高評価だね!
事業内容
では具体的に凸版印刷は何をしている企業なのでしょうか?
冒頭にも書きましたが凸版印刷は日本印刷業界のリーディングカンパニーの一つです。
凸版印刷は主に印刷事業だけではなく様々な事業を展開しています。
大きく分けると、情報コミュニケーション事業、生活・産業事業、エレクトロニクス事業の3つを展開しています。
総売上高に対する、それぞれの売上高の割合を見てみると
・情報コミュケーション事業:約51%
・生活産業事業:約33%
・エレクトロニクス事業:約16%
になっており、情報コミュニケーション事業が売上高の約半数を占めています。
情報コミュケーション事業
では情報コミュケーション事業とは具体的に何をしているのでしょうか?
凸版の公式HPには以下のように書かれています。
●情報コミュニケーション
「印刷テクノロジー」をベースに、顧客の要望に合わせた「情報加工」や「マーケティングソリューション」を提供しています。多彩な分野にわたり、情報とコミュニケーションの可能性を提案しているのが特徴です。
出展:印刷だけじゃない!?凸版印刷が行っている事業内容と成長領域 – TOPPAN CVC JOURNAL (toppan-cvc-journal.jp)
印刷技術の開発研究をしていく過程の中で培われた、高い技術力をベースに「情報加工」や「マーケティングソリューション」を提供しているのが本事業の特徴ようです。
もう少し具体的に見ていくと以下のような商品を提供しているようです。(一部抜粋)
◇VR・AR・デジタルサイネージ
簡易ヘッドマウントディスプレイ「VRscopesup®」やXR技術を活用した「TeleAttend™」、進化型情報プラットフォームサービス「ストリートミュージアム®」などを提供
◇デジタルマーケティング
利用者の感情を汲み取る自動会話プログラム「BotFriends」や、AIを活用した優良顧客分析サービス、Web広告自動配信エンジン「AI-ad」を提供
◇物流・流通支援プラットフォーム・決済
製造現場をデジタルで効率化するソリューション「NAVINECT」や、ミスのない省人化を実現する「RFID(ICタグ)」で、高セキュリティとコスト削減を実現可能な商品を提供
印刷以外にも様々な事業を展開しているんだね~
企業文化
ここで凸版印刷の企業が掲げるスローガンについて見てみましょう。
企業スローガン
私たちは
常にお客様の信頼にこたえ
彩の知と技をもとに
こころをこめた作品を創りだし
情報・文化の担い手として
ふれあい豊かなくらしに貢献します
「印刷」の持つ再現性や創造性、精緻さを「彩り」。
それを引き出す企画力やマーケティング力を「知」、技術力を「技」表現し、この二つの強みを組み合わせることで社会に貢献していくという思いが込められているようです。
また、担い手という言葉からも、日本印刷業界を代表してこれからも使命を果たしていくという思いが感じられます。
ワークライフバランス
ワークライフバランスですが、有休消化率は55.4%ほどで、月の残業時間は平均33.0時間程度。
凸版印刷、過去には激務かつパワハラなどの不祥事がありました。
しかしながら、このような背景を受け凸版印刷ではコンプライアンスがより厳しく整備されたようです。
現在ではワークライフバランスが改善され、女性の育児との両立にも積極的に取り組んでいるようです。
凸版印刷公式HPには以下のような、女性の活躍躍進のロードマップが掲載されています。
女性の活躍躍進に取り組む本気度がみえるね!
年収・福利厚生
年収はライトハウスの情報によると約533万円。
しかしながら2021年の有価証券報告書によると東京建物の年収は681万円となっています。
新卒1年目の年収は350~400万円程度。
30代前半で主任職に昇格すると年収は約500~650万円程度になるようです。
また役職ごとの年収を見てみると
・係長クラス 約750万
・課長クラス 約900万
・部長クラス 約1000万
部長クラスで年収1000万円を突破できるようです。
また福利厚生は以下のようになっています。
・育児休暇制度
・自社持ち株会
・財形貯蓄
・リモートワーク制度
・厚生施設 など
まとめ
これまで凸版印刷の会社概要についてみてきましたが、まとめると以下のようになりそうです。
ここまで読んでいただきありがとうございました!