G-0C41NE8DJB 【筆者コラム】就活とは何なのか②|亀吉の呟き
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【筆者コラム】就活とは何なのか②

yoshiomi

こんにちは。Yoshiです。

今回は就活について、続きの話です。
前回はほぼ前置きで終わってしまったので今回が本題になります。

よろしくお願いいたします。

前回は就活は地獄だ総合格闘技だ、なんやかんやと色々いわせていただきました。

前回そんなことを書いておいて、何なんですが、僕は就活結構楽しかったです

急になんやねんお前と、どこからか2リットルペットボトルや石ころ飛んできそうですが・・(笑)

もちろん大変なことも色々ありましたが、僕は就職活動は楽しかったです。
自分で言うのもなんですがラッキーだったんだと思います。(僕自身、人生の局面局面でことごとく人に恵まれることが多いです。本当にありがたいことです。)

なんで楽しかったんだろう?と思い返してみるとですね、これが真因かどうかはわかりませんが、僕自身が人と話すのが好きだったから、だと思っています。

就活ってマイナスな面などが連想されがちですが、よくよく考えてみると、いろんな企業の人と話せる機会って人生でみても貴重な機会だと思うんですよね。

自分より目上の人と(しかもそれが自分が目指している企業の社員さんならなおさらですが)話をするのってシンプルに楽しいですよ。

また、ありがたいことに就活での面接は基本的に自分以外のことは聞かれません。
大学受験のように、「なぜ俊一はこのようなことを言ったのか?」「この化学式は何?」みたいなことは聞かれないわけです。

「なんでこの業界なんですか?」「学生時代チームで頑張ったことはなんですか?」のようにちょっと考えれば答えられるようなことを聞かれるわけです。答えがない、あなた自身のことを聞かれます。
しかしこれは逆に答えがないという点で、志望者内で優劣が生じる要因にもなります。

さらにアンサーの良い悪いは面接官によって左右されてしまいます。ある程度フラットに採点されていると思いますが、面接官の好みなんかもあるわけです。人によっては話しやすい、話しにくいなんかもあるでしょう。ここら辺は完全に運ですね。

例えばですが、採用ボーダーに乗っている、ほとんど評価の変わらないA子さんとB子さんがいた場合、それならめちゃくちゃ美人なA子さんを採ろうか。という話になる可能性が少なからずあるということです。

とりあえず高い点数を取ってしまえば(容姿や育ちなんか関係ねえ!)自分の好きなところに行ける点数至上主義の大学受験とはわけが違います

また不採用をいただいたときには、なんだか自分が否定されている。みたいに感じた方も多くいたと思います。ここら辺が本当に面接のつらいところです。

周りにも流星群のごときお祈りメールが降り注いでいる友人がいましたが、やはり悲しそうというか、しんどそうでした。

逆に僕はというと(ありがたいことに)数社面接をしたんですけれどすべて内定をいただけました。(ムカついた方分かります。僕だって自分で言っていてムカつきます)

僕が受けた企業はメーカー、IT系でした。

本当に素晴らしい企業から内定の方をいただけました。友達と就活について話しているときも「お前マジで就活プレデターだな」と何度も言われたものです。

ですが、正直言って僕は大学生活、人に自慢できるような頑張ったこと何もありません。本当に何もありません(笑)

いうなればゴロゴロしながら縁側でスーパーカップを食べていたような大学生活でした。カンボジアに小学校を建てに行ったこともないし、日本語しか話せません。英語は嫌いです。サークルさえやっていませんでした。しいて言うなら理系院卒くらいです。

ですので、どうして被流星群友人(彼は非常に優秀です)と(みたいなちんちくりん)の評価が全く逆になってしまったのか、良い側にいた僕でさえ
「就活・・なんて不平等なんや・・・!!」
と思ったくらいですから、逆の立場だったら就活に心底ムカついていたと思います。

そういう意味で客観的に見れば就活って非常に難しい、残酷なシステムだと思います。
ましてこの前まで新型コロナウイルスが流行っていたこともあり、内定数を減らしている企業もあるでしょう。

だからこれから就活を始めれる皆様、僕から言えるのは一つだけです。
気を強く持ってください
それだけです・・(笑)

メッセージ弱ッ!!

と思われたかもしれません。

しかしながら就活を終えて思うのは就活はつくづくメンタルゲーだなということです。

もちろん努力もあるかと思いますが、あんなのほぼ運です。気持ちと運。これだけです。

またこれは何にでも共通する話かもしれませんが、やはり

初戦は大事

です。就活は初戦というより、どれだけ早く一つめの内定をとれるか、だと思います。
どこか一つでも自分の行きたいところに受かってしまえば、あとはのびのび「ここも受けてみよ、受かったらラッキーやなー」という感じで受けられます。
僕がまさにこれだったんですが、1番最初に自分の行きたかった企業から内定をいただくことができました。

しかも3月ごろにいただけたので「まだいろんな会社が募集してるし、まだやってみよか」と思い、受けてみたらあれよあれよ、という間になんだか凄そうな(実際凄いんですが)企業から内定をいただけて、自分でもびっくりしていたのを覚えています。

「なんで私が○○に!?」
まさに一人四谷学院状態です。

しかも当時の主席と同じ就職先でした。
GPAが藤川全盛期球児の防御率くらいしかない僕からしたら肩身がつぶれる思いです。

逆に全然内定が出てないと焦ります。焦りまくると思います。さらに周りがどんどん決まっていき焦りまくります。いままでやってきたことが否定されているようで焦りまくります。その焦りまくりが他の面接でも顔に出てしまい不採用を貰い、といったように地獄のループです。

最悪です。もう就活が嫌になる気持ちしか芽生えません。辛くなると思います。

ですから気持ちを強く持つことが1番大切だと思います。繰り返しますが、正直、就活なんて運だと思います。

例えばですが、大学受験では東京大学に受かるような人は日本大学にも受かるでしょう。

しかし、日本大学に受からない人は東京大学には当然受かりません。
ですが、就活では日本大学に受からなくても東京大学に受かるようなことが起こる可能性がある

ということです。さすがにノー勉、裸の格好をしていったらボコボコにされます。

もちろんみんながやっているようなことは最低限やった上で、です。
ですから宝くじに応募したような気持ちで(文字で書くほど簡単なことではありませんが)落ちてもあまり落ち込まず、じゃあ次うけてみるか~となれることが非常に大切になってくると思います。
それが自分の就活、そして周りの人たちの就活を見て僕が思ったことです。

もし強いて就職活動の具体的な(大変恐縮ですが)アドバイスをするならば、「何故、その業界なのか」「何故、その会社なのか」「その会社で何をやりたいのか、自分の強み(経験)と結びつける」ということはすらすらと言えるようにしておきました。

僕はよく車の運転中にそれらをペラペラ言えるように練習していました(笑)
また、面接と考えるより自分のことをお喋りに行く。と捉えられるようになると一気に心が軽くなるかと思います。

参考になったか分かりませんが僕が就活を終えて思うこと、言葉にできるのはこれくらいです。

今の時代、勤めた会社が一生続いている可能性は昔に比べてずっと低く、転職が当たり前の時代になっています。実際、僕自身も1度転職をしています。

ですから、これから就活を始める皆様、

就活でこれからの人生がすべて決まる

なんて思わずに、肩の力を抜いて軽い気持ちで受けてみると意外と良い方向に転がってくれるように(人生とは往々にしてそのようなものかもしれませんが)僕自身祈っております。

今回は以上です。読んでいただきましてありがとうございました。

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Yoshi
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